みなさん、こんにちは。
清水です。
市販の犬猫のごはんにはさまざまな謳い文句がありますが、今日は当院の「ヒューマングレード」についてです。
「ヒューマングレード」は、通常、人の食品レベルの材料のようです。
つまり、ヒューマングレードのペットフードは、人の食品レベルの原材料を用いて作られたペットフードということになります。
「グレード」とか「レベル」とか、これまた曖昧ですが、高グレードや低レベルなど、差をつけて分類していることを示す言葉です。
「ヒューマングレード」だけだと、これが高グレードなのか、低グレードなのかはわかりませんが、通常の「わんにゃんグレード」(このような言葉があるのかはわかりません)と区別するために使われているようです。
当院では、飼い主様と一緒に手作り食を考えることがあります。
これは、「ヒューマングレード」のこともあれば、そうでもないような・・・。
私の考える「ヒューマングレード」は、日本食品標準成分表(食品成分データベースでも確認できます)に記載のある「可食部」の食品です。
ここから選んだ手作り食であれば、「ヒューマングレード」と考えています。
ただし、栄養基準を満たした手作り食のために、卵の殻や畜肉の骨などを使うこともあります。
可食部ではない!
サプリメントを使うこともあります。
載っていない!
もう、「ヒューマングレード」ではないような・・・。
「わんにゃんグレード」かしら?
それとも、サプリメントが人間用なら、「ヒューマングレード」と呼んでもいいのかしら?
みなさまの考える「ヒューマングレード」は、どのようなグレードですか?
もし、今、「ヒューマングレード」の製品をお持ちなら、それはどのようなグレードですか?
犬猫の手作り食や市販のフードによるご相談、お待ちしております。
清水