top of page

犬の誕生月による心血管疾患リスク


まちゅぼっくりさん、まて~!(貴重な0歳の写真発見♪)

 みなさん、こんにちは。

 清水です。

 先日、犬の心臓病リスクが誕生月で違う(夏に高い)という記事を読んで、心臓病の多いマルチーズのことを考えると、気になってしまったので、その報告を見てみました。

 我が家のマルチーズはもう15歳、そして、それほど心臓は悪くない(腎臓は悪い!)。

 ですので、今更なのですが、夏生まれだし、気になるよね~。

 報告は、様々な分析、統計処理を行っていて、253犬種、約13万頭もの犬のデータを使っていました。

 クレード(生物の分類での分岐群)で分類したときにマルチーズは、心血管疾患の割合が多いクレードではなかったことにびっくり。

 これも、考察されていたデータ登録内容の問題等の影響なのでしょうか?

 心血管疾患にかかりやすい犬種とかかりにくい犬種とありますが、その分類では、マルチーズは遺伝的に慢性弁膜疾患(僧帽弁閉鎖不全症)や動脈管開存症(PDA)になりやすい犬種になってました。

 ほう。うちのマルチーズは、おそらくセーフ!

 今回の報告では、心血管疾患にかかりにくい犬の心血管疾患の相対リスクは、7月生まれが高いそうです。

 人間の冠動脈硬化症と比べると、誕生月は一致しないけど、妊娠初期という時期が一致しているとのこと。

 確かにどちらも心臓病だけど、人の冠動脈(心臓の筋肉に血液を送る血管)の病気と犬の心臓病の比較してるので、ちょっとびっくり。

 人では、心房細動と妊娠初期のPM2.5への暴露の関係が報告されてるそうで、日本の犬でも、妊娠初期にPM2.5に暴露されると、何らかの疾患への影響があるのかしら。

 これからは、年齢だけでなく、誕生月までチェックしよう!

  清水

bottom of page